12月1日に予定されている「ビットコイン・チューズデー」は史上最大規模の仮想通貨によるチャリティーイベントになることを目指している。
仮想通貨寄付活動を推進する「ザ・ギビング・ブロック」は、120以上の非営利団体や30のブロックチェーン企業と協業し、ビットコイン・チューズデーを企画している。
このイベントにはコインテレグラフの他に仮想通貨取引所ジェミナイやレジャー社、ブロックフォリオなどが参加し、ホリデーシーズン前に仮想通貨による寄付を募るイベントだ。
イベントでは仮想通貨保有者が、仮想通貨やブロックチェーンに関する知識を試すトリビアイベントなどが開催される。また、参加者自身で、ライブストリームやポーカートナーナメントなど自身の好きな団体を支援するための資金調達イベントを作成することもできる。
ザ・ギビング・ブロックはコインテレグラフに対し、今年のビットコイン・チューズデーによって「仮想通貨による寄付を受け入れる非営利団体が1000%増加する」と話している。
寄付対象の仮想通貨はビットコインだけでなく、ジェミナイでサポートされている全ての仮想通貨が対象となる。
今年仮想通貨市場に大量の資金が流入したことで、慈善団体の新たな資金調達の選択肢として仮想通貨の採用が拡大している。ザ・ギビング・ブロックによると、仮想通貨保有者は寄付を行うことでキャピタルゲイン税を相殺しようとする人が増えており、仮想通貨の普及は寄付にとってプラスの影響を与えているという。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン