4月4日 仮想通貨チャート分析 ビットコインやイーサリアムなど主要9通貨

ここに示した見方や意見は著者単独のものであり、コインテレグラフの考えを必ずしも反映するものではありません。リスクを含むトレードや投資の際には、自身で調査を行ったうえで判断するようお願いいたします。市場データはHitBTCから提供されたものです。

 2017年は、ブロックチェーンや仮想通貨に関わるものなら何でも優良資産とみられた。18年、ブロックチェーン関連のものは困難な状況にある。

 昨年、170の仮想通貨ヘッジファンドが発足した。今年に入って、新たに発足したファンドはわずか20だ。さらに、規定の不確実性と市況が原因となって、既存のファンドの10%が運営を取りやめることになるだろう

 昨年は株式市場もこの熱狂に加わった。ブロックチェーンの流行に乗った企業の株価が急騰した。今年は正反対だ。それらの企業の株価は半分に急落している

 昨年はビットコインのどこまで上がるのかという予想が競って出された。あらゆる種類の常軌を逸した高値予想が出され、様々な理由付けがされていた。今や、目標値を下側に定めるときがきている。

 チューリッヒに拠点を置く研究者グループは、メトカーフの法則を使ったモデルを構築している。それによると、ビットコインのサポートは時価総額が220憶~440億ドルの範囲にあるという。これは現在の時価総額1180億ドルよりも下だ。

 価格が下落するにつれ、ニュースと地合いはさらに弱気になるだろう。買いの熱狂の後に、高値は作られる。同様に、底値はパニック売りの後に形成される。従って、購入リストを準備しておき、底値が定まったとチャートによって裏付けられれば投資を始めよう。

BTC/USD

 強い下落トレンドの中では、値戻しは1~3日しか続かない。その通りに、2日間陽線で終値をつけた後、ビットコインは7711.74ドルの水準から反落した。

BTC/USD

 現在、重要なサポートである7000ドルの真上で値がついている。この水準が下抜けた場合、4月1日の安値である6757.26ドル、そして2月6日の安値である6075.04ドルへの下落があり得る。

 BTC/USDペアが下落チャネルを上抜けそれを維持できた場合、最初の強気のサインになるだろう。価格が8000ドルの水準より上を維持できた場合にのみ買いを検討すべきだ。

ETH/USD

 イーサリアムは3日に下落トレンドラインより上で終値をつけたが、この上抜けを維持できなかった。4日、イーサリアムは上昇の全てを断念しており、1日の安値である358ドルを下回る恐れがある。

ETH/USD

 売り方がこのサポートを下抜けさせることに成功した場合、ETH/USDペアは300ドルに下落する可能性がある。

 3月5日の870ドルから4月1日の358ドルへの非常に大きな下落の後の値戻しが弱いということは、需要の不足を示している。

 この通貨は下落トレンドにしっかりと留まっており、20日間EMAも50日間SMAも下落している。あらゆるロングポジションを推奨する前に、トレンドが下落から上昇に変わるのを待つことにしよう。

BCH/USD

ビットコインキャッシュは20日間EMAに戻ってくると予想していたが、反発は4月3日に741.6764ドルで立ち消えになった。

BCH/USD

 BCH/USDペアはこの低い水準でも買い方を見つけるのに苦労している。価格が4月1日の安値である653ドルを下回った場合、600ドルと558ドルへ下落するかもしれない。

 あらゆる取引を推奨する前に、この通貨のトレンドが変わるのを待つべきだろう。

XRP/USD

 リップルの回復は直上のレジスタンスである0.56270ドルを超えることができなかった。これは弱気のサインだ。現状では、価格が4月1日の安値である0.45351ドルを下抜けた場合、下落トレンドが再開するだろう。

XRP/USD

 価格が0.22ドルの水準に達するまで大きなサポートはないので、買い方がどこで参入するかを予想するのは難しい。反発が起こり0.57ドルの水準より上に3日間維持できた場合、XRP/USDペアは回復のサインを示すことになる。

 下げ相場の間は購入を控えるべきだろう。

XLM/USD

 ステラは下落チャネル内で取引され続けている。4月3日には20日間EMAを上抜けるのに失敗した。下側の重要なサポートは0.18ドルで、その下になると、下落は0.16ドルまで続くかもしれない。

XLM/USD

 チャートにおける強気の進展は相対力指数(RSI)のポジティブなダイバージェンスにのみ見られる。しかし価格の転換が確かめられるまでは、いかなるロングポジションも推奨しない。

 あらゆるポジションを持ち始める前に、XLM/USDペアが下落チャネルのレジスタンス線を上抜けるのを待つことにする。

LTC/USD

 前回予想していた通り、ライトコインはトレンドライン近くで売りに直面し、反転した。現在、4月3日の上昇を全て戻した価格になっている。

LTC/USD

 重要なサポート圏である114.706~107.102ドルを買い方が守るのに失敗した場合、LTC/USDペアは次に低い水準の84.708ドルに下落する可能性がある。

 取引をする前に、底値の形成を待つべきだろう。

ADA/BTC

 カルダノはここ数日レンジ内で取引されている。全体の地合いが弱気から強気に変わるまでレンジ内での動きが続くと予想される。

ADA/BTC

 ADA/BTCペアがこのレンジを上抜けた場合、新たな上昇トレンドの開始が予想される。しかし、価格が上抜けを3日間以上維持できた後にのみロングポジションで入りたいと思う。

 従って、以前の分析で提供した推奨取引はもはや適切ではない。上抜けが維持されるのを待つべきであり、それから買いを推奨する。ブルトラップに捕まりたくはない。

NEO/USD

 NEOは4月3日に値戻しを試みたが、20日間EMAに達することができなかった。54.31ドルの水準から反落しており、これは売り方がまだ主導権を握っていることを示している。4月1日の安値である44.84ドルを下回った場合、次のサポートである31.15ドルへの下落が予想される。

NEO/USD

 44.84ドルの水準を維持した場合、買い方は再度20日間EMAへの値戻しを試みるだろう。 NEO/USDペアが65ドルの水準より上を維持した後に、最初の安定のサインが見られるだろう。

 まだ底の確認は取れない。従って、今のところは待つのが最善だろう。

EOS/USD

 EOSは下落チャネル内で取引され続けている。現在、同チャネルのレジスタンス線近くに位置している20日間EMAでレジスタンスに直面している。

EOS/USD

 買い方が直上のレジスタンスを上抜けさせることに成功した場合、次の大きなレジスタンスは50日間SMAにあると予想される。

 7.25ドルの水準を上抜けた後にのみ、EOS/USDペアはポジティブになるだろう。すでに行っている、5ドルにストップロスをつけ目標値を11ドルにする7.5ドルでの買いのポジションを維持したい。

 価格が5ドルを下回った場合、4ドルへの下落があり得るだろう。

市場データはHitBTC、分析チャートはTradingViewによるものです。