大手仮想通貨取引所バイナンスが、米国での事業立ち上げに向けて動き出している。コインテレグラフに共有されたプレスリリースから明らかになった。
バイナンスは、米国の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)に認可されたBAM Trading Servicesと提携。バイナンスUSの運営を任せる。
バイナンスのジャオ・チャンポン(通称CZ)CEOは、「ついにバイナンスUSの立ち上げができて興奮している」とし「Binance.comの安全性、スピード、流動性を北アメリカに持ち込む」と話した。
BAMの担当者は、「バイナンスと提携できて嬉しい」とし「安全で規制を遵守するプラットフォームを提供することにコミットする」と述べた。
5日にはバイナンスが2カ月以内に独自のステーブルコインを発行すると報じられた。その際、バイナンスのウェイ・ジョウCFOは米ドル以外の他の通貨に連動するステーブルコインの重要性を強調。「世界の一部しか米ドルを使っていない」と述べた。
また、分散型取引所(DEX)と証拠金取引から日本の利用者とともに米国の利用者をブロックすることを発表している。