仮想通貨取引所バイナンスの米子会社バイナンスUSは、1日当たり1000万ドル(約10億9000万円)の売買高を突破したようだ。

あるツイッターユーザーが10月22日、バイナンスUSの1日当たりの売買高が1045万6602ドル(約11億3600万円)に達したとツイートした。バイナンスUSのキャサリン・コーリーCEOがこのつぶやきをリツイートしたことで明らかになった。

既報の通り、バイナンスUSは9月18日に立ち上げ同25日にトレードを開始。13種類の仮想通貨および法定通貨を組み合わせた取引ペアを提供した。

13種類の仮想通貨の内訳は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、テザー(USDT)、バイナンスコイン(BNB)、ステラ(XLM)、カルダノ(ADA)、イーサリアムクラシック(ETC)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、0X(ZRX)。

バイナンスUSのローンチ後も、ダッシュなど新しい通貨の上場を発表。今週には独自ステーブルコインのバイナンスUSD(BUSD)とIOTAの上場を発表している。BUSDは米ドルと1対1で連動するステーブルコインだ。

バイナンスのジャオ・チャンポンCEO(通称CZ)は、1000万ドル突破のニュースについて、「バイナンス本体以上の手間をかけた」、「ほとんどの人は、新たなプラットフォームのジャンプスタートに伴う労力を過小評価している」とコメントした

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版