ビットコイン先物取引を手がけるバックトのアダム・ホワイト社長はスイスで開催されているダボス会議で、ビットコインなどを含むデジタル資産を対象とした消費者向けアプリを今年中に公開すると明らかにした。仮想通貨メディア、ザ・ブロックが報じた

アプリでは仮想通貨だけではなく、ロイヤルティの報酬ポイントやデジタル証券などのバーチャル商品も対象になるという。ブロックはアプリはフレクサなどの仮想通貨の決済アプリよりもペイパルなどの一般的な製品に近いものになるとしている。

バックトは前職のケリー・ローフラー氏がジョージア州議員に就任したことを受けて、CPO(最高生産責任者)を務めていたマイク・ブランディナ氏がCEOに就任。

同氏は昨年10月に消費者向けアプリとポータルの構築に注力していくと述べている。提携しているスターバックスをパートナーとして進めていくとしている。

ホワイト氏は仮想通貨業界で「キラーアプリは実現していない」と指摘。バックトがキラーアプリを開発することに期待を込めている。
 

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