オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は、ビットコイン(BTC)関連の上場投資信託(ETF)に関する立場を明らかにしている。
オーストラリアフィナンシャルレビューによると2月12日のレポートによると、証券投資委員会は地元企業のコスモスキャピタルによるビットコインETFイニシアチブを拒否した後、この問題に対処した。
レポートによると、コスモスのジェームズ・マニングCEOは、ASICには「上場投資信託であるMISを取引所に上場させたくないという方針があるが、公表していない」と主張した。
しかし、ASICのキャシー・アーマー委員は12日、金融テクノロジーに関する上院特別委員会において、ビットコインETFはそれが取引される市場に適切な規制がある限り可能であると語った。
アーマー氏は、ビットコインETFはマネージドファンド、ETF、その他の投資スキーム向けに設計されたオーストラリア証券取引所のAQUAルールに該当する可能性があると述べた。
アーマー氏は、コスモスがその商品を上場させようとしたオーストラリア・ナショナル証券取引所には、そのような規則がなかったと指摘している。
オーストラリア証券取引所のドミニク・スティーブンスCEOは、仮想通貨関連の商品に対しては慎重なアプローチを取っていると述べたが、それを検討していると語っている。スティーブンス氏は、ビットコインの世界は変化しており、より多くの企業や機関投資家が関与していく可能性があると述べている。