6日のビットコイン(BTC)円は1686万6543円から取引を開始。東京時間は連日のETFからの資金流出が相場の重石となり、1675万円周辺に下落したが、米株先物の反発を眺め終盤には下げ幅を奪回した。
欧州勢参入後は1685万円絡みで揉み合うも、FRBによる利下げが意識される中、米国時間序盤に1700万円にタッチした。また、この日行われた米10年債入札で需要が振るわなかったこともあり、中盤には1705万円近辺まで上昇した。一方、終盤からは上げ渋りに転じ、この日も1700万円の定着には失敗。終値にかけては小甘く推移し、1694万8015円でこの日の取引を終えた。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。