アリババが支援する香港拠点の人工知能(AI)スタートアップSenseTime(センスタイム)は、中国人民銀行のデジタル通貨(CBDC)研究ユニットと共同でAI研究部門を立ち上げ、デジタル人民元の開発を進める。サウスチャイナ・モーニングポストが4月27日に報じた

センスタイムは、時価総額75億ドル(約8000億円)の世界最高規模のAIスタートアップとされる。2018年にアリババ主導の資金調達で6億ドル(約640億円)調達している。

デジタル人民元の開発においては、金融機関の運営キャパシティやリスクコントロールを改善するべく取り組む

「研究改革機関を共同で設立し、アプリケーションのシナリオを実施し、金融におけるAIアプリケーションを共同で開発し、金融分野でのAI改革研究の発展を加速する」

 

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン