米国最大の仮想通貨取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、中国がデジタル通貨の発行を進める中、米国政府がフェイスブックの仮想通貨リブラに対する馬鹿げた反応を改めないか注目していると述べた。
同氏は、米国の反応はまるで時代に遅れになりたがっているかのようだと指摘。「国が長期的に影響力を持ち続けて経済の高い成長力を保つには、科学や技術、イノベーションが大事だ」とし「政府が助けることができたら良いが、まずは害を与えないことが重要だ」と述べた。
またアームストロング氏は、政府というのは「恐怖で動きイノベーションを妨害する」特別な利権団体に影響を受けていると話した。
既報の通り、政府からの介入を懸念して米国のペイパルがリブラ協会から脱退した。
【関連記事:米ペイパル、リブラ協会参加を正式に見送り フェイスブックの独自仮想通貨に痛手】
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版