仮想通貨バンキングサービスのアップホールドは、「ステーブルコイン・センター」の公開に伴い、6種類のステーブルコインを提供すると発表した。
テザー(USDT)、トゥルーUSD(TUSD)、USDコイン(USDC)、ダイ(DAI)、UPUSD、UPEURユニバーサル・プロトコル・アリアンスの6種類。
アップホールドのJ.P・シエリオットCEOは、コインテレグラフに対し、以下のように述べた。
「ステーブルコインは、本質的に仮想通貨よりボラティリティが少なく、米ドルといった通貨に1対1で連動している。世界の中央銀行によって急速に採用されるだろう」
ステーブルコイン・センターの目標は、人々が、ステーブルコインと伝統的な銀行ネットワークや仮想通貨市場の間で価値を送金できるようにすることだとしている。
また、透明性、可監査性、流動性、利息などに関して、ステーブルコインが優れているとわかるだろうとも述べている。
「ステーブルコインは、誕生から既に長い道のりを歩んでいる。新しいものは、多くの点で古いものよりも明らかに優れている。うまくいけば、ユーザーは最良に構築されたオルタナティブを使い始めるだろう」
アップホールドは、新しく公開した「ステーブルコイン・センター」において、ステーブルコイン向けサービスを提供する。サポートしているステーブルコインは、サードバーティアプリのCred Earnを介して最大10%の金利を獲得することもできるという。
Cred Earnのダン・シャットCEOは、アップホールドのユーザーがステーブルコインで最も競争力のある金利を受け取ることができると述べている。
さらにシエリオット氏は、今後新しいステーブルコインをサポートする計画があるとも述べている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン