フィデリティ・インベストメンツが申請したソラナ(SOL)の現物上場投資信託(ETF)に対し、米証券取引委員会(SEC)は審査の延期を決定し、21日以内のパブリックコメント提出と35日以内の反論受付を求めている。

ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏はXで、この延期は想定内の動きであると指摘した。別の投稿では「SECと発行体や取引所とのやり取りは、前向きに受け止めるべき」と述べている。

ETF承認への期待感から、ソラナは上値抵抗線を突破できるのか。チャートをもとに分析する。

ソラナ価格予測

ソラナは7日、50日間単純移動平均線(SMA / 154ドル)付近で反落しており、弱気派がこの水準で強く抵抗していることを示している。

SOL/USDT 日足チャート Source: Cointelegraph/TradingView

一方で、強気派は価格が20日指数平滑移動平均線(EMA / 149ドル)を割り込んで定着するのを許していない。取引レンジが徐々に収束しており、数日以内にブレイクアウトが起こる兆しもある。

価格が159ドルを上抜けると、勢いが加速し、SOL/USDTペアは168ドル、最終的には185ドルまで上昇する可能性がある。

逆に、価格が反落して144ドルを割り込む場合は、強気派が一時的に撤退したと見なされる。そうなれば137ドル、さらに130ドルへの下落が視野に入る。

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SOL/USDT 4時間足チャート Source: Cointelegraph/TradingView

4時間足チャートでは、弱気の下降トライアングルパターンが形成されており、144ドル割れで完成となる。この場合、137ドル、さらにパターン目標の129ドルまで下落する展開が想定される。

ただし、買い手側は異なるシナリオを描いている。彼らは価格を下降トレンドライン以上に押し上げようとしており、これに成功すれば弱気パターンは無効化される。その後、価格は159ドルまで上昇する可能性があり、この水準を終値で上回れば、逆三尊パターンが完成し、目標水準である192ドルが視野に入ってくる。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

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