国連気候変動イニシアティブ(UNFCCC)は、韓国拠点の非営利団体「W財団」と気候変動への活動において連携する覚書(MOU)に署名した。コインテレグラフに5月16日にプレスリリースが共有された。

覚書では、W財団のブロックチェーン基盤のゲームとモバイルソーシャルネットワークアプリ「HOOXI」を導入するとされ、温室効果ガス排出の削減の活動を推進し、仮想通貨での報酬の支払いもあるという。

HOOXIアプリでは、温室効果ガス排出の削減への取り組みを行ったユーザーに対してポイントが与えられる。ポイントに応じたユーザーランキングが作成され、毎月上位20%のユーザーに報酬として、仮想通貨「Wグリーンペイ(WGP)」が与えられる仕組みだという。iOS版とアンドロイド版のアプリがある。

UNFCCC事務局とW財団は2018年11月にこの取り組みを開始。HOOXIとは別に今回の覚書には、数々のプロジェクトがあるとされ、分散型台帳技術(DLT)の適応なども含まれる。

W財団は国際環境保全機関。韓国の行政機関、企画財政部から寄付団体として指定されている。


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版