イーサリアムクラシック(ETC)が勢いに乗っていて、時価総額トップ10入りが視野に入ってきている。
6日、手数料ゼロで仮想通貨取引ができるアプリ、ロビンフッド・クリプトがイーサリアムクラシックが追加で取引できるようになったと発表した。2月に立ち上げられたロビンフッドのアプリは、現在米国の19の州で利用可能。元々は株取引アプリを手がけていたが、仮想通貨事業に参入することで既存ユーザーを仮想通貨取引に引き込むことを狙う。プラットフォーム全体の利用者は、500万人いるという。現在は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム (ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)とドージコイン(DOGE)の取引も可能だ。
現在時価総額11位のイーサリアムクラシックは、この発表を受けて急上昇。仮想通貨市場全体が低調な中、過去24時間で6%以上も上昇。10位のIOTA(MIOTA)に迫っている。
イーサリアムクラシックは3日に仮想通貨取引所コインベース が上場させると発表して以降、勢いに乗っていた。一方、IOTAにはマイナス材料が出ていて、3日にはブロックチェーンスマホを開発中のシリン・ラボズが、当初計画していたIOTAではなくイーサリアムを基盤にするという報道が3日に出ていた。
参考記事
・米仮想通貨取引アプリ「ロビンフッド」、ライトコインとビットコインキャッシュを追加
・イーサリアムクラシックのハードフォークおさらい