リップルと提携関係にある米送金事業大手マネーグラムがインドに進出する。マネーグラムが13日に発表した。
マネーグラムはインド進出にあたり、インドの送金業社エビックスキャッシュ(Ebixcash)と独占で提携。エビックスキャッシュが持つ顧客網を使って、インドにいる数百万人の顧客をターゲットにする。
エビックスキャッシュは、米株式市場ナスダックに上場するエビックスの完全子会社。7万5000以上の村、4000の都市、768地区に渡って32万の供給網を持っているという。
マネーグラムは今回の提携で年間30億ドル(約3300億円)の被仕向送金額を目指す。
昨年6月、リップル社とマネーグラムは戦略的な提携を発表。昨年11月にリップル社はマネーグラムへの5000万ドルの投資を完了させた。
マネーグラムは、XRPを使った決済サービス「ODL(On demand liquidity、旧xRappid)の使用で注目されている。昨年11月、これまでメキシコへの送金の10%をODLを介して送金したことを明かした。
インド市場においてリップル社のブロックチェーン技術やODLを使用する計画があるのかについて、コインテレグラフジャパンはマネーグラム社に問い合わせている。
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