メキシコの仮想通貨取引所大手ビットソー(Bitso)がコインベースやリップル、パンテラ・キャピタルなどから出資を受けた。ザ・ブロックが報じた

出資額は明らかになっていない。

ビットソーの共同創業者兼CEOであるダニエル・ヴォーゲル氏は、「(アルゼンチンやブラジルなど南米の)地域は、破壊に向けて準備が整った。我々は、金融包摂を急速に進めたい」と話した。

調達した資金はアルゼンチンやブラジルなどへの市場拡大に使われるという。現在ビットソーの利用者は75万人だ。

リップル社は、米国ーメキシコ間のクロスボーダー送金においてビットソーが重要な役割を担うと述べた。

通貨安に悩まされるアルゼンチンでは、ビットコインに対する需要が高まっている。先日、ペソの暴落によってアルゼンチンの地元取引所のビットコイン価格はプレミアムをつけて取引をした。

今月27日には大統領選挙が予定されている。現職のマクリ大統領が敗れれば、マーケットが混乱することになりそうだ

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版