リップルは、米ドル建ての新しいステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」の交換パートナーを発表した。

リップルは、アップホールド、ビットスタンプ、ビットソ、ムーンペイ、インディペンデント・リザーブ、コインMENA、ブリッシュなどの仮想通貨取引所やプラットフォームと提携し、RLUSDの流通を支援する。

リップルの新しいステーブルコインは、企業向けステーブルコインの「ゴールドスタンダード」になることを目指していると、リップルのCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏は10月15日の発表で語った。

「顧客やパートナーは、RLUSDのような高品質のステーブルコインが、支払、実世界資産のトークン化、分散型金融などのさまざまな金融ユースケースで使用できるよう求められている」とガーリングハウス氏は述べている。

さらに、リップルの支払ソリューションは、RLUSDとXRPトークンを利用して、より迅速でコスト効率の高い国際送金を実現すると、ガーリングハウス氏は付け加えた。

ステーブルコインは、従来の経済と仮想通貨経済の間の橋渡し役である。より多くの規制に準拠したステーブルコインの発行は、仮想通貨の普及を促進し、世界中でステーブルコインをよりアクセスしやすくするだろう。

規制遵守が重要な要素に

リップルのRLUSDは、ニューヨーク州の信託規制の下で発行される数少ないステーブルコインの1つであり、厳格な監視の対象となっている。

リップルは規制遵守に大きな重点を置いており、リップルの諮問委員会には、米連邦預金保険公社(FDIC)の元総裁のシーラ・ベア氏が参加している。

ベア氏は、ステーブルコインが世界の金融システムで重要な役割を果たすと述べており、「ステーブルコインは、我々の金融インフラを近代化し、金融包摂を広げる上で重要な役割を果たすだろう」と語っている。

また、ベア氏は、仮想通貨業界が成長する中で、責任あるイノベーションが引き続き重要であると強調している。

8月からメインネットでテストを開始

リップルのステーブルコインRLUSDは、8月9日にXRPレジャー(XRPL)およびイーサリアムメインネットでのテスト運用が開始された。

リップルラボによれば、この新しいステーブルコインは過剰担保されており、各RLUSDの単位は米ドルの準備金や短期現金同等物によって1:1で裏付けられている。

さらに、リップルは第三者による監査や、基礎となる現金資産の月次報告書を公開することを約束しており、透明性と責任を保証する方針を示している。

仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget) が入金&取引キャンペーンを開催!最大で5000USDT相当の先物ポジションクーポンとPS5を獲得可能【10月最新】