韓国のサムスン電子が、独自のブロックチェーンの開発を進めており、今後は独自トークンの発行も目指しているとコインデスク・コリアがサムスンの内情に詳しい人物の話として報じた。

記事によると、サムスンは、イーサリアム基盤のブロックチェーンを開発中。関係者の話では、まだ確定はしていないものの、「プライベートブロックチェーンとパブリックブロックチェーンのハイブリッド」になる可能性もあるという。

またサムスンは、サムスン・コインという名前の新しい資産の開発も目指しているという。ただこちらも「方向性はまだ決まっていない」という。

もしサムスンがパブリックチェーンでの展開を実現するのであれば、サムスン・コインが仮想通貨取引所でビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)と交換できる可能性も出て来るそうだ。

サムスンは、仮想通貨・ブロックチェーン分野で積極的に展開している。

先週、イスラエルの仮想通貨ウォレット開発企業ZenGo(ゼンゴー)に出資したと報じられた。また、2月には最新のスマートフォンGalaxy(ギャラクシー)S10がビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の他、2つのトークンをサポートするウォレット機能を搭載していると報じられた

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
原文 Report: Samsung Planning New Blockchain Mainnet Featuring Samsung Coin