ビットコイン価格予測
BTCは火曜日に9万ドルを割り込んだが、ローソク足の長い下ヒゲが示すように、強気派が押し目を買った。
弱気派は後退する気配がなく、上昇局面で売りを浴びせ、ビットコイン価格を8万9,253ドル以下に押し下げようとしている。この水準を割り込むと、下落は8万7,800ドル、さらに8万3,000ドルまで進む可能性がある。
一方、反発が入ったとしても、心理的節目である10万ドルでは売りが出やすい。価格が10万ドルから再び下落する展開となれば、弱気派が同水準をレジスタンスへ転換したことを示し、下方向リスクが高まる。
強気派が反転を示すには、BTC/USDTペアを10万ドルのレジスタンス上に押し上げ、なおかつその水準を維持する必要がある。
イーサ価格予測
イーサ(ETH)は、3,000ドル付近で買い手と売り手の激しい攻防が続いている。
反発局面があっても、20日指数平滑移動平均(3,365ドル)付近では強い売りに直面する可能性が高い。価格が20日EMAから鋭く反落した場合、2,946ドル割れのリスクが強まる。ETH/USDTペアはその後、2,500ドル方向へ急落する展開もあり得る。
一方、20日EMAを上抜けて終値ベースで維持した場合、市場が3,350ドル割れを否定したことを示す可能性がある。その場合、イーサ価格は50日単純移動平均(3,824ドル)まで上昇する展開が見込まれる。
XRP価格予測
XRPは火曜日に反発を試みたが、強気派の動きに対して弱気派が上値で売りを浴びせた。
弱気派は、下降チャネル下限のサポートまでXRP/USDTペアを引き下げようと試みる見通しである。このサポートラインは重要な水準となる。XRP価格がサポートラインで反発し、20日EMA(2.31ドル)を上抜ければ、同ペアはしばらくチャネル内での推移を続ける可能性がある。
一方、チャネルを終値で明確に割り込んだ場合、1.61ドルという重要サポートへ下落する可能性が開けてくる。
ソラナ価格予測
ソラナ(SOL)は火曜日に126ドルのサポートから反発したが、反発局面では売りが優勢となっている。
弱気派は再び価格を126ドルのサポート割れに追い込もうとするだろう。これが成功すれば、ソラナ価格は次の主要サポートである95ドル付近まで急落する可能性がある。
逆に、現在の水準もしくは126ドル付近から反発し、20日EMA(154ドル)を上抜ければ、強気派が巻き返しを図っていることを示す。SOL/USDTペアはその後50日SMA(183ドル)に向けて上昇する可能性があるが、同水準では再び売り圧力がかかるとみられる。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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