BTC/USD

強気派は12月22日、ビットコイン(BTC)を20日間移動平均線(EMA)より上に押し上げた。20日間EMAよりも上の価格で終値(UTC時間)を付けたのは、11月10日以来だ。移動平均線はフラットであり、相対力指数(RSI)はポジティブの領域にある。これは、強気派が相場に戻ってきたことを示唆している。

出典: Tradingview

もし強気派がビットコインを7,856.76ドル以上に押し上げることが出来た場合、ビットコインはダブルボトムパターンを完成させる。ビットコインは9,201.51ドルまで上昇し、さらに10,360.89ドルまで上昇する可能性も出てくる。

従って、トレーダーは7,856.76ドルを超えて終値を付けた時点で、ロングポジションを取ることができる。ストップロスは7000ドルだ。下降トレンドラインが強固なレジスタンスになるかもしれないが、そこは超えることができると予想している。

一方、7,856.76ドルから反落してしまえば、強気の見方は無効となる。そのような場合、数日間のレンジ相場になる可能性がある。ビットコインが6,435ドルを下回り、(UTC時間で)終値を付ければ、トレンドがマイナンスになってしまうだろう。

ETH/USD

強気派は131.484ドル以上に価格を維持するのに苦戦している。2つの移動平均線は下降しており、RSIはネガティブの領域にある。これは弱気派が優位であることを示唆している。

弱気派は現在、イーサ(ETH)を125ドル以下に沈めようとしている。これに成功すれば、直近の安値である117.09ドルまで下落する可能性が出てくる。ここを下抜けてしまえば、下降トレンドが再開してしまう。この局面での次のサポートは100ドルだ。

出典: Tradingview

しかし、強気派が131.484ドル以上に押し上げることができれば、143ドル近辺の20日間EMAまで上昇しようと試みるだろう。これに成功した場合、50日間SMA、157.5ドルまで上昇する可能性が出てくる。

ETHが143ドル近辺の20日間EMAを超えて終値(UTC時間)を付けた場合、短期的なトレーダーはロングサイドを取ることができる。ただし、長期的なトレーダーについては、新しい買い場が形成されるのを待つことを勧めたい。

XRP/USD

XRPのレンジは過去数日間縮小している。これはエネルギーが蓄積されていることが伺える。価格は直情のレジスタンスである0.20041ドル付近で取引されているため、強気派が価格をそれ以上に押し上げると予想している。

出典: Tradingview

20日間EMAは0.20041ドルのレジスタンスのすぐ上に位置しているが、強気派が価格をそれ以上に押し上げるだろうと予想している。0.20041ドルを超えて終値を付ければ、0.2326ドルへの上昇も可能だろう。短期的なトレーダーは、XRPが0.20041ドルを超えて終値を付ければ、ロングポジションを取ることができる。ストップロスは0.1740ドルだ。

私たちの仮定に反して、強気派が0.20041ドル以上に価格を押し上げることができなかった場合、XRPは直近の安値である0.17468ドルを再び試す可能性がある。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

 

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

 

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