ビットコイン価格分析
7月2日のローソク足の長い下ヒゲは、強気派が日中の下落で買い増していることを示している。買い手は、31,000ドルの上値抵抗を上回り、価格を維持することで自身のポジションを強化しようとするだろう。

そうなれば、BTC/USDTペアは勢いを取り戻し、40,000ドルを目指して北上を開始する可能性がある。32,400ドル水準は小さな障害として機能するかもしれないが、超える可能性は高いだろう。
上昇する20日EMA(29,446ドル)と買われ過ぎゾーンに近い相対力指数(RSI)は、買い手に有利であることを示している。売り手が優位に立つには、20日EMAを下回らなければならない。その後、同ペアは50日単純移動平均(SMA)である27,704ドルまで下落する可能性がある。
イーサ価格分析
弱気派が7月2日に20日移動平均(1866ドル)に向けて引き下げようと試みたものの、ローソク足の長い下ひげからは弱い下落に対する強気派の買いが見て取れる。

20日移動平均は上向きで、RSIは62を超えていることから、強気派が優位なことがわかる。2000ドルでのわずかな抵抗は、おそらく突破されるだろう。その後、ETH/USDTペアは2142ドルから2200ドルの間にある上値抵抗ゾーンへの反発が見込まれる。このゾーンは売り手が激しく防御すると予想される。
しかし、2000ドルから価格が下落し、移動平均線を下回る場合、この前向きな見通しは無効となる。その場合、ペアは更に一定期間、1626ドルから2000ドルの間でレンジ相場を続ける可能性がある。
XRP価格分析
強気派はXRPを20日移動平均(0.48ドル)以上に押し上げようと試みているが、弱気派はこのレベルを強力に防御している。

現在のレベルから大きく下落しない限り、20日移動平均を超える確率は上がるだろう。そうなれば、XRP/USDTペアは上昇し、0.53ドルを目指す。その後は0.58ドルに向かう可能性がある。
逆に、現在のレベルから価格が急激に下落すると、20日移動平均付近での強力な売りが起こるだろう。その場合、弱気派は価格を0.44ドル以下に引き下げる必要がある。そうなれば、ペアは0.41ドルまで下落するかもしれない。