ビットコイン価格分析
ビットコインは直上のレジスタンスである31,000ドルで抵抗を受けているが、強気派は弱気派にその地位を譲っていない。これにより、31,000ドルを超える可能性が高まるだろう。

6月22日の同事線となったローソク足パターンは、6月23日に上向きに解消された。買い手はBTC価格を31,000ドル以上に維持しようとするだろう。これに成功すれば、BTC/USDTペアは最初に32,400ドルまで上昇し、その後、次の主要なレジスタンスである40,000ドルに向けて急騰する可能性がある。
20日間指数平滑移動平均線(27,561ドル)が上昇し、相対強度指数(RSI)が買い過ぎゾーンにあることから、強気派が優勢であることを示している。この見方は、価格が28,500ドル以下となった場合、短期的に否定されてしまうだろう。その場合、BTCは31,000ドルと24,800ドルの間でのレンジ相場に入る可能性がある。
イーサ価格分析
イーサリアム(ETH)は、上昇トレンドの再開を試みている。強気派は6月22日に価格を直上のレジスタンスである1,928ドル以上に押し上げたが、高値を維持することができなかった。

強気派は日中の押し目で買いを入れ、再び価格を1,928ドルまで押し上げた。このレベルが突破されれば、下値で買い手を引きつけていることを示す。これにより、2,000ドルへのラリー、その後2,200ドルへの上昇の可能性が高まる。
逆に、ETH価格が再び下落して移動平均線を下回った場合、弱気派が2,000ドル近辺で売り浴びせていることを示唆するだろう。その場合、ETH/USDTペアは20日間EMA(1,804ドル)まで下落する恐れがある。
XRP価格分析
XRPの回復は6月22日に勢いを増し、強気派は価格を20日間EMA(0.49ドル)以上に押し上げた。しかし、当日のローソク足の長いヒゲが示すように、弱気派が簡単に諦める可能性は低いだろう。

ほぼ平坦な20日間EMAと中間点近くのRSIは、供給と需要のバランスが拮抗していることを示している。これにより、XRP/USDTペアは数日間、50日間SMA(0.47ドル)と直上のレジスタンスである0.56ドルの間で動く可能性がある。
次のトレンドにつながる動きは、強気派が0.56ドルのハードルを克服するか、弱気派が価格を0.46ドル以下に引き下げた後に始まる可能性がある。それまでは、ランダムなレンジ相場の動きが続く可能性が高い。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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