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BTC/USD
ビットコインは15日、9517.57ドルから反発した。ポジティブなサインだ。強気派は押し目買いを狙うのに熱心なようだ。反発が続くのか、勢いが無くなるのか、注目だ。
(出典:TradingView)
もし2つの移動平均線を今後2、3日で超えなかったら、再び9080ドルまで下がるかもしれない。何度も同じサポートまで下落することで、そのサポートは弱くなる。次は、7451.63ドルだ。そうなれば、投資家心理を冷やすことになり、上昇相場の再開が遅れるかもしれない。
しかし、次に9080ドルまで下がる時に積極的な買いが入ったら、我々は再びロングポジションを提案するかもしれない。リスクが低い買いの機会になるかもしれないからだ。上昇局面の最初のターゲットは1万2000ドル、その上では今年最高値に挑戦することになる。しかしもし1万2000ドルを超えなかったら、レンジ相場が2、3日続くことになるかもしれない。
2つの移動平均線は横ばいでRSI(相対力指数)は50の下だ。買い手と売り手との間でバランスが取れている。
ETH/USD
イーサリアム(ETH)は14日に重要なサポートである192.945ドルを下回った。これは弱気サインだ。次のサポートである164ドルへの下落の扉を開けてしまった。
2つの移動平均線は下がり気味で、RSIは売られ過ぎの水準だ。弱気派が強い。
(出典:TradingView)
現在、強気派は192.945ドル復活を目指している。20日間EMA(青色)と50日間SMA(赤色)でレジスタンスに合うだろう。もし双方とも突破すれば、320.84ドルまで上昇もありえる。
我々は今後2、3日の間、買い手が戻ってくるかを確かめる。
XRP/USD
XRPは14日に重要なサポートである0.27795ドルを下回り、15日には今年最安値の0.225ドルまで下がった。弱気サインだ。強気派は、まだ下がると考えている可能性があり、積極的な買いを入れていない。
(出典:TradingView)
2つの移動平均線が下がり気味でRSIは売られ過ぎの領域。弱気派がしっかり定着している。しかし、重要な水準を下回った後には、プルバックによる上昇相場が見られるものだ。もしすぐに0.27795ドルを回復すれば、今回の下落はベアトラップであり、買い機会だったことになる。
しかし、もし0.27795ドルを回復できなければ、再び下落を始め、0.19ドルを目指すことになる。
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版
市場データは、HitBTCから提供されています。