京都大学が、XRPレジャーのバリデータを開始したこがリップル社の吉川絵美氏のツイートから明らかになった。日本の大学によるバリデータ運用の第1号だという。

XRPレジャーは、異なる台帳間の取引を可能とする国際標準規格インターレジャープロトコル(ILP)を基盤にしたリップル社開発の分散型台帳。取引承認を行うバリデータとして複数の企業や機関が参加している。

吉川氏は京都大学参加の意義を次のように解説した。

「インターネットが大学ネットワークを繋ぐために草の根的に広がっていき、安定的なネットワークの基礎となったのと同じように、ブロックチェーンにおいても、中立的な存在の大学組織がバリデータとなって安定的で健全なネットワークの核となっていくことは非常に重要だと思います。」

リップル社は7月30日、東京大学と京都大学とブロックチェーン研究で提携したと発表した

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