ニューヨーク州の司法長官とビットフィネックスの親会社アイフィネックスの裁判の決着は別日に持ち越された。

29日、ニューヨーク州の司法長官がビットフィネックスの管轄権を持っているかどうかをめぐってニューヨーク州最高裁判所で裁判が開かれた。コーエン裁判官は29日中の決着を目指したものの、90日間延長させることを決定した

ビットフィネックス側は延長を拒否しようとしたものの、コーエン裁判官は却下した。

今回の争点は、ビットフィネックスがニューヨークで営業していたかどうか。ビットフィネックスは否定しているが、ニューヨーク州の司法長官はIPアドレスなどから営業していた「証拠」を提出していた。もし営業していたとなれば、ニューヨーク州の司法長官がビットフィネックスを管轄することになる。

4月25日、ニューヨーク州の司法長官は、ビットフィネックスが8億5000万ドルの損失を補填するためにテザーを使っていたとして訴追していた。

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この裁判とビットコインの価格に相関関係があるという見方も出ている

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版