米証券取引委員会(SEC)は、ジェイ・クレイトン委員長が今年12月末までに退任すると発表した。ビットコインETF承認拒否など仮想通貨業界に対して厳しい姿勢を示してきた同委員長が退任することで、米国の規制の流れが変わるかもしれない。
任期は21年6月までだったが、前倒しで退任する。今年6月には米司法省がクレイトン委員長を米ニューヨーク州の連邦検事に任命する意向を表明したが、話は立ち消えになっていた。
後任については発表されていない。
今年6月にSECの委員長が後退する可能性が報じられた時、仮想通貨業界で活躍する米弁護士のジェイク・チャービンスキー氏は、Sビットコインの上場投資信託(ETF)承認などで「業界に大きなインパクトを与える」とコメントしていた。
SECは、過去数年間にわたり各社が申請したビットコインETFを拒否し続けてきた。
後任は?
日経新聞によると、大統領当選を確実にしたと報じられる民主党の前副大統領のバイデン陣営が政権移行チームで人選を進めており、金融機関への規制強化に前向きな人材の登用が見込まれているという。
後任として仮想通貨業界の中で期待されるのは、「クリプトママ」ことヘスター・ピアース氏だろう。ピアース氏は、SECがビットコインETFを拒否するたびに反対の声明を発表し、SECの判断を批判。SECによる厳しい規制が仮想通貨業界の発展を阻害する可能性を懸念していた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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