大手金融機関INGは、ブロックチェーン企業のR3と契約を締結し、商用ブロックチェーンプラットフォーム「コルダ・エンタープライズ」へアクセスするライセンスを得た。R3が22日に発表した。
今回締結した契約で、INGは5年間にわたり、コルダ・エンタープライズに無制限にアクセスするライセンスを得ることになる。INGは、グローバルなビジネスインフラ全体にコルダの分散型アプリ(CorDapps)を実装することができるようになる。
R3によれば、コルダ・エンタープライズ上のコルダの分散型アプリ(CorDapps)は、貿易金融や保険などの金融サービス関連を網羅しているという。INGが事業領域全体でCorDappsを採用することが可能となれば、コルダの導入がより一層進むだろうとしている。
INGは昨年3月、R3のコルダプラットフォーム上で有価証券の取引を行った実績を持つ。
R3のデビッド・R・ラターCEOは「INGはブロックチェーン技術を積極的に採用しており、R3の重要な長期的パートナーだ」と強調。「INGが多用なCorDappのエコシステムを活用することで、事業全体の生産性や効率性、収益性向上を実現できることを期待する」と語る。
INGのホールセールバンキングのイノベーション責任者も、リリースの中で「パートナーシップ強化により、クライアントの分散型経済への移行を支援する重要なマイルストーンになるだろう」と話す。
R3は先週、コルダの分散型アプリやデータを共有するための新しいプラットフォーム「コルダ・ネットワーク」のローンチを発表している。
R3とは、金融業界におけるブロックチェーン技術の応用を手掛ける会社。2014年設立、ニューヨークを拠点にグローバルな事業展開を行う。外部筆頭株主として日本のSBIホールディングスが携わっており、両社は、金融業界の改革へ足並みをそろえた取り組みを行っている。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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