インド政府高官、フェイスブック仮想通貨リブラに懸念表明

インド政府の高官は、フェイスブックの仮想通貨リブラに関して懸念を示した。ブルームバーグが7月8日に報じた

インド財務省経済局次官のサブハッシュ・ガルグ氏は、ブルームバーグに対し、「フェイスブック通貨の計画は完全に説明されていない。しかし、なんであれ、プライベートの仮想通貨であり、我々が心地よく思うものではない」と述べた。

リブラは、不安定性を回避する目的で法定通貨とペッグするステーブルコインだとされている。フェイスブックは世界に20億人という膨大な数のユーザーを通じて、素早く規模の経済を実現することが可能だとしている

フェイスブックは、リブラと専用ウォレット「カリブラ」を通じて、銀行口座を持たない人々に金融サービスを提供したいという立場を表明しているしかし、銀行口座を持たない人口が世界第2位であり、2億6000万人のフェイスブックユーザーがいるとされるインドで禁止されれば拡大のチャンスを見逃すことになるだろう

フェイスブックのリブラを巡っては、ホワイトペーパーの発表直後、インドや中国といったSNS大国でウォレットが利用できない可能性があるとの報道も出た。また6月20日には、現地メディアが、フェイスブックはインドの中央銀行に対して、リブラの承認について申請を行っていないと報じている

今年4月には、インド政府内で仮想通貨を全面禁止する法案が準備されているとの報道があり、同国当局らが「すべての仮想通貨の購入、売却、発行の禁止」の案に賛成しているとも報じられていた

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版