仮想通貨取引所フォビは、アラブ首長国連邦(UAE)の不動産会社fämプロパティーズと連携して、不動産投資家向けに仮想通貨決済を提供する。AMEinfo.comが1月12日に報じた。
ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、XRPとその他主要ステーブルコインも受け付ける予定。不動産市場への安定した流動性提供を目指す。
さらに、同不動産会社のフェラス・アル・ムサディCEOは、UAEへの投資を簡素化し、市場にさらなる価値を提供すると述べている。
「この連携は、我々の顧客にUAEという最高の場所における投資の多大な機会と利便性を提供する。仮想通貨は世界において、人気の決済方法となってきている。この機能を追加することで、我々の不動産取引が増加し、この地の不動産市場にさらなる価値をもたらす」
フォビは、ドバイの規制当局であるドバイ・マルチ・コモディティ・センター(DMCC)に認可され、同不動産会社の顧客が法律に則った取引を実行できるようにするとしている。
Zawya.comのインタビューで、DMCCのフォビOTCの共同創設者のモヒト・ダーバー氏は、以下のように述べている。
「もし、だれかが不動産を購入し、仮想通貨で支払いたい場合、我々は彼らの仮想通貨を販売などの取引を手助けをする。そして、法定通貨で同不動産会社に支払う」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン