FRB議長、中銀のデジタル通貨を「消費者は求めていない」|仮想通貨リブラにもコメント

FRB(米連邦準備理事会)のパウエル議長が、7日にスイスのフォーラムで講演し、デジタル通貨の動向に注視しているものの、現時点で「積極的に検討」していないと発言。また消費者もFRB発行のデジタル通貨を求めていないという見解を述べた。

パウエル議長は、デジタル通貨についてセキュリティー面などでの問題点を指摘した。

「米国のために1つの通貨を考えるのであれば、サイバー面で本当に安全である必要がある。偽造紙幣を作ることが1つ、もう1つは、サイバー通貨にハッキングして好きなだけ発行できる点だ」

またパウエル議長は、中央銀行発行のデジタル通貨に対する需要もないと指摘。「消費者はすでに多くの支払いオプションを持っている」ため「(中銀のデジタル通貨を)求めていない」と話した。

さらにパウエル議長は、フェイスブックの仮想通貨リブラについて、フェイスブックは巨大なユーザーベースを持っているため、ステーブルコインは「システム面でかなりすぐに重要になる」と予想。ただ、リブラは規制機関による「最も大きな期待」に答えなければならず、「実現までに一足飛びというわけにはいかない」という見方を示した。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版