「米国のリブラ阻止は国家安全保障に影響」、中国とのデジタル通貨競争に遅れ懸念=米アンドリーセン・ホロウィッツ

元米連邦検察官で現在ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツの投資担当ゼネラルパートナーであるケイティ・ハウン氏は、米国がフェイスブックのリブラを阻止することは、米国が仮想通貨開発に世界から遅れをとり、国家安全保障の影響」があるとの見解を示した。10月6日にCNBCが伝えた

アンドリーセン・ホロウィッツは、リブラ運営を目的に創設されたリブラ協会の創設メンバーの1つだ。ハウン氏によれば、彼女らのチームはリブラ協会の中で「積極的な役割」を担っているという、

ハウン氏はリブラを巡る批判について、それがフェイスブックだからという理由にほかならないと指摘する。

「プロジェクトの性質とフェイスブックが関与したという事実のため、より多くの注目を浴びただけだ。私は、それは真に危険なことだと思う。率直に言って、技術が構築される前に閉鎖し始めるという危険な前例だと考える」

ハウン氏は、中国やロシアといった国がリブラのライバルとなるデジタル通貨を計画しているとし、もし米国がこの分野の開発に遅れを取ることになれば、それは国家安全保障への影響があるとの見方を強調した。

中国は、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)をまもなく公開できる状態にあり、リブラよりも早くに公開される可能性があると報じられている。また、中国人民銀行支払決済局の穆長春(ムー・チャンチュン)副局長は、中国人民銀行がデジタル通貨を発行する理由について、「中国の通貨主権を保護するため」だと主張している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版