ラガルドECB総裁、デジタル通貨に積極的姿勢見せるも「民間主導を排除したくない」【ニュース】

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、クロスボーダー送金などのイノベーション領域でECBが積極的な役割を果たしていきたいと述べた。フランスの雑誌「チャレンジーズ」のインタビューに8日答えた

「ECBにとって仮想通貨を発行することは理にかなっているか?」との質問に対して、ラガード氏は、「より速くより安い決済に対する需要が高まる中、とりわけクロスボーダー送金の領域においてECBは傍観者になるより積極的な役割を果たしたい」と述べた。

また、ECBが発行するデジタル通貨について「引き続きコストと恩恵にについて精査する」と発言。現金の利用頻度が落ちる時に中央銀行のマネーを使い続けられるように保証したいと話した。

ただ、ECBのデジタル通貨によって「速くて効率的な決済のための民間主導のソリューションを駆逐するようなことはしたくない」と付け加えた。

ラガルド氏は、仮想通貨やブロックチェーンに対して一定の理解を示す人物として知られている。先週には欧州議会で演説を行いデジタルユーロ導入の可能性に触れた。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン