著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、豊富な取扱い暗号資産(仮想通貨)種類でお取引が可能です。厳重なセキュリティで、お客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。最短当日に口座開設可能。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)

テクニカルは弱気を示唆

XRP/JPY 日足 Bidチャート

上図は、XRP/JPYの日足チャート(期間:2022/3/25~現在)である。

一目均衡表でXRP/JPYの動きを見てみると、3月下旬に高値111円を付けていたものの、4月下旬より以下の3つの条件を満たした三役逆転が続き、5月半ばの下落で一気に50円を割り込んだ。

① XRP/JPYの価格が雲を下抜ける
② 転換線(黄色線)が基準線(緑線)を下抜ける
③ 遅行スパン(赤線)がXRP/JPYの価格を下抜ける

現在は転換線がやや下抜け、足元は45円付近でのもみ合いが続いており、テクニカル面では下落トレンドが進行中であると解釈することもできそうだ。

一方、レンジ相場で機能を発揮しやすいと言われているオシレーター:スローストキャスティクスを見てみると、6/9時点で買われすぎ水準である80%以上に位置しており、%D(青線)が、Slow%D(黄色線)を上から下に抜けるデッドクロスが形成され、反転シグナル(売りサイン)が点灯した。売りサイン点灯後は4日続けて陰線を付けている。

反転シグナルは、4/20にも同様に発生している点に注目したい(上図白丸)。その際は100円付近(4/20始値)から、40円付近(5/12安値)まで下押ししており、約60%下落する展開となった。

過去の値動きを踏襲するようであれば、強い下落相場に突入する可能性も想定しておくべきだろうか。

以上を踏まえて、XRP/JPYの今後の値動きについてシナリオを考えてみる。

続きはこちら