米国で仮想通貨ATMを手掛けるスタートアップ企業コインフリップ(CoinFlip)は、ユーザーが同社のATMから仮想通貨ステラ(XLM)が購入できるようになった。コインフリップがこのほど発表した

コインフリップの共同創業者兼CEOのダニエル・ポロツキー氏が、コインデスクに語ったところによれば、ステラの高い流動性や顧客のニーズがあることから、今回新たにATMへの対応を決めたとしている。

コインフリップは、米国のガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどで約450台のATMを展開している。ユーザーはクレジットカードを使って、仮想通貨を購入することができる。

コインフリップでは、既にビットコイン(BTC)、ライトコイン(LTC)、イーサ(ETH)、ダッシュ(DASH)、コモド(KMD)、チェーンリンク(LINK)、トロン(TRX)の取り扱いを行っている。

ポロツキ―CEOは、コインデスクに対してさらにATMで対応するコインを追加していく考えを語っている。また米国でのATMの積極展開も進めていくという。

米国でATMの普及進む

米国では仮想通貨ATMが幅広く展開している。

ビットコイン用ATMを展開するコインミーは1月、米カリフォルニア州サクラメントで新たに100台のビットコインATMを展開すると発表している。

コインミーのATMは。4回の単純なステップでビットコイン購入が可能で、必要なのは携帯電話番号と米ドルの現金だ。1回につき最大2500ドル(約27万円)まで購入が可能。今回、サクラメントにある大手スーパーのセーフウェイなど100箇所に設置される。

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