仮想通貨相場、上昇幅はわずか 好材料にも反応限定的

 27日の仮想通貨相場は、フェイスブックが仮想通貨広告の出稿を許可するなどの材料があったものの、前日からの上昇幅はわずかだった。

Coin360

Market visualization from Coin360

 ビットコイン(BTC)は、6157ドルあたりで取引をされていて、過去24時間で0.17% 未満の上昇にとどまった。フェイスブックが26日、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)の広告を禁止する一方で仮想通貨広告の出稿を許可する方針を示したほか、テザー(USDT)が25日、2億5000万ドル分のトークンを発行したが、市場の反応は限定的だった。

 一方、ノーベル経済学賞のロバート・シラー教授が26日に「ビットコインは一時的な熱病」と発言。13年11月にビットコインが87%暴落した例や、その後も悪名高き乱高下を繰り返している状態に言及し、教授は「チューリップには今も価値があり、中には高価なものもある」と皮肉交じりに語っていた。

Cointelegraph Bitcoin Price Index

Bitcoin price chart. Source: Cointelegraph Bitcoin Price Index

 イーサリアム(ETH)もわずかに上昇。24時間で0.36%上がり現在439ドルの水準で推移している。

Cointelegraph Ethereum Price Index

Ethereum price chart. Source: Cointelegraph Ethereum Price Index

 26日に独立したパブリックブロックチェーンへ移行し、メインネットをローンチしたトロンは、現在0.038ドルで取引していて、過去24時間で0.28%上昇した。

TRON price chart

TRON price chart. Source: Coinmarketcap

 時価総額トップ10のうちほとんどの通貨が、わずかに上昇した。とりわけEOSとIOTAの上昇率が大きく、執筆時点でそれぞれ6.08% と4.34%上昇した。時価総額全体は、約2490億ドル。24日につけた今週の底値である2350億ドルからほぼ6%上昇した。

Total market cap of all cryptocurrencies