クリプト・ドットコム(Crypto.com)が支援するクロノス(Cronos)ネットワークは、ブロックチェーン分析企業チェイナリシスと提携し、クロノス(CRO)トークンとクロノスネットワーク上のCRC-20トークンのリアルタイムトランザクション監視ツールを有効にした

このクロノスとチェイナリシスとの提携は、仮想通貨取引所や機関投資家、デジタル資産ファンドがCRC-20トークンのトランザクションを追跡できるようにすることを目的としており、大量のアクティビティを追跡し、リスクの高いトランザクションを特定することができる。このパートナーシップにより、取引所は疑わしい取引を適切に報告することができるようにもなる。

この提携で、クロノスネットワークと同ネットワーク上で展開されているデジタル資産の投資家への採用がより進むと期待されている。「アプリケーションビルダーとサービスプロバイダーは、最先端のツールとサービスにアクセスできる。チェイナリシスのデータプラットフォームはこの重要な基盤の1つだ」と、クロノスのマネージングディレクターであるケン・ティムシット氏は述べている。

クロノスのメインネットは2021年11月に立ち上げられ、コスモスとイーサリアム仮想マシン(EVM)エコシステムとの間の相互運用性を高めることを目的としている。分散型金融(DeFi)、非代替性トークン(NFT)、GemeFiアプリケーションをサポートするように設計されているという。