中国の工業情報化部は12日、「できるだけ早くブロックチェーン技術の完全標準化」を実現するために、同技術に関する調査を行ったと発表した。

 工業情報化部の情報・ソフトウェアサービス局は、中国電子技術標準化研究所と組んで、国内のブロックチェーンやその他の分散型台帳技術を促進するための委員会を立ち上げる予定だ。

 報道発表によると、国際標準化機構(ISO)などの国際機関はすでにブロックチェーン技術の国際標準化に向けて動き出している。そして、中国はISOのブロックチェーンやその他の分散型台帳技術に係る専門委員会(ISO/TC307)の参加国であるため、そうした標準化のプロセスにおいて「積極的に前進」しているという。

 中国はICOおよび国内外での仮想通貨取引を禁止しているが、仮想通貨を規制する法律は、仮想通貨を支えるブロックチェーン技術を国が支援することは禁止していない。

 中国のオンライン小売最大手のJD.com(京東商城)は、2月末にブロックチェーン技術関連のスタートアップを支援するインキュベータープログラムを立ち上げた。さらに同社は3月初めに食肉販売のサプライチェーンを追跡するためにブロックチェーンを導入している。