英ロンドン拠点の決済処理プラットフォーム「チェックアウト・ドットコム」がフェイスブックのリブラ協会に参加した。リブラ協会に参加する24番目のメンバーなる。
28日に公開されたブログでチェックアウト・ドットコムの創業者兼CEOのギラウメ・ポウサス氏はリブラに加入することで技術の進歩を促進するだけでなく、決済ソリューションの普及を促進するために必要な、規制枠組みの構築に貢献することを理由に挙げた。
「規制は、エコシステムをシステミックな悪用から保護する独自の能力を備えていることから、結果としてフレームワークの必要不可欠な部分を形成する。このような規制がなければ、技術的な進歩だけでは、普及を促進するために必要な安全で安定した決済インフラを提供することができず、その進歩を阻害してしまうというのが我々の基本的な信念だ。」
リブラ協会からは昨年10月にビザやマスターカード、ストライプなどの決済企業が相次いで脱退。チェックアウト・ドットコムはこの脱退の後に最初に参加した決済企業となった。
リブラは今月、これまで計画していた複数の法定通貨バスケットから1つの法定通貨裏付けによるステーブルコイン開発を目指すことを明らかにしている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン