仮想通貨資産マネジメント最大手のビットワイズはXRPから完全に手を引いたようだ。

23日に同社が発表したプレスリリースによると、「連邦証券法もしくは州証券法によって証券とみなされる可能性が高い資産に投資しない」ことを理由にXRPのポジションを全て清算したと明らかにした。

さらに発表の中で次のように明らかにした。

「ビットワイズがXRPのポジションを清算することを決定したのは、SECの発表で明らかになった新たな情報を考慮した結果だ」

ビットワイズの仮想通貨インデックスファンドは、機関投資家にデジタル資産のエクスポージャーを提供するため、2017年に開始した。ファミリーオフィスやヘッジファンドといった機関投資家からの資金が流入し、運用資産は10月に1億ドルを突破している。

XRP価格はSECの提訴以来、暴落している。SECは数年にわたるXRPに関する調査を公表した

現在、XRPから手を引いているのはビットワイズだけではない。

既報の通り、BeaxyやCrossTower、OSLといった小規模な取引所が上場廃止を明らかにしている

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン