9月4日午前11時過ぎのビットコインは1万500ドル台をキープしている。昨晩に”限定版”ビットコインETF報道を受ける形で上昇した。大手経済メディアは1万700ドル付近が今後のカギになると報じている。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)」)

ヴァンエックらの”限定版”ビットコインETFをビットコインETFと呼ぶことに異論は出ているものの、相場にとってはポジティブ材料になったようだ。専門家指摘の通り、グレイスケールのビットコイン信託と似た商品であれば、機関投資家にとって参入の新たなきっかけにもなるだろう。

また、資本規制が敷かれたアルゼンチンの仮想通貨取引所ブエンビット(Buenbit )によると、ビットコインの価格は65万3871ペソ(約1万1688ドル)で推移しており、米国の取引所と比べたプレミアムは前回の報道時より若干下がっている。

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ブルームバーグは4日、ビットコインの取引レンジが狭まってきていることから今後上昇する可能性があると報道。50日間移動平均と100日間移動平均のレンジが狭くなってきており、50日間移動平均線が天井となっていると指摘。1万714ドル付近にあるこの水準を突破することで、さらなる上昇の可能性があると述べた。