夏以降の相場をけん引するのはビットコイン?仮想通貨トップ10のテクニカル分析

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

ビットコイン(BTC)は、夏を越えたら目がさめるくらいの勢いで上昇するのだろうか?米調査会社ファンドストラット代表のトム・リー氏は、そう思っているようだ。彼なりの根拠をもとに。彼は、年末までにビットコインが2万5000ドルに到達すると考えている。

しかし我々は、去年の上昇相場が再来するとは考えていない。多くの投資家が巨額損失で苦しむ中、弱気な心理を転換するには多くの努力を伴うだろう。

米中貿易戦争とイランやトルコなど新興国での通貨危機は確かに仮想通貨業界にとっては追い風だが、我々は相場の回復には時間がかかるとみている。

夏以降の相場をけん引するのはどの仮想通貨か、見てみよう。

BTC/USD

ビットコインは主要10の仮想通貨の中で唯一、過去3日間20日間EMA(青色)を上回って推移した。24日には下降トライアングルの下降トレンド線を越えており、強気相場のサインが見られる。20日間EMA(青色)が徐々に上昇する一方、50日間SMA(赤色)は横ばいで推移している。

BTC/USD

上昇局面において6955.79ドルに注目するべきだ。50日間SMA(赤色)もこの付近に位置している。もし、この重要なレジスタンスを突破することができれば、 BTC/USDは勢いをつけて8,566.40まで上昇するだろう。もし7000ドル代で伸び悩めば、底値形成を見極めるのに時間がかかるだろう。

下降局面においては、サポートゾーンは5,900ドル〜6,000ドルの間になるだろう。これを下回れば、5,450ドルか 5,000ドルへの下落が現実となる。

ETH/USD

イーサリアムは、過去7日間、280ドルに近い付近で取引をしている。過去2日間、1日における変動幅は急速に狭まったが、長続きはしないだろう。

ETH/USD

上昇局面において、手強いレジスタンスとして立ちはだかるのは、20日間EMA(青色)でその上は下降トレンド線だ。ETH/USDは、もし358ドルを上回って持ちこたえられれば、トレンドの変化を示すことになるだろう。

50日間SMA(赤色)を突破するまで、買い推奨は控える。

XRP/USD

リップル相場のレンジは過去3日間で縮まった。市場参加者は会にも売りにも興味を持っていない。ただ、この均衡が長く続くとは思わない。

XRP/USD

20日間EMA(青色)を突破したら、XRP/USDは0.4ドル付近にある50日間SMA(赤色)まで上昇するだろう。その際、下降トレンド線2で若干のレジスタンスに直面するだろう。50日間SMA(赤色)を超えれば、下降トレンド線1が次の大きなレジスタンスとなる。短期のトレーダーはこの上昇相場に乗じることができるだろうが、大きなトレンドはいまだに下降局面にあるので、ポジションのサイズは小さくするべきだ。

下降局面においては、0.30ドルを下回れば、8月14日につけた0.24508ドルまで下落するだろう。もう少し様子を見ることにする。

BCH/USD

ビットコインキャッシュは、過去4日間、 513.60〜544.5476ドルの狭いレンジで推移しているが、長続きはしないだろう。

BCH/USD

BCH/USDは、今週、大幅に上昇するか下落するか、どちらかに振れるだろ。上昇局面においては、20日間EMA(青色)を越えたら、下降トレンド線が手強いレジスタンスとして機能する。下降トレンド線を越えた後も強気派が勢いを保つことができれば、900ドルに到達する可能性もある。

もし473〜500ドルのサポートゾーンを下回れば、再び400ドルの水準まで下がる可能性が出てくる。我々は下降トレンド線を越えて(世界標準時間UTCで)取引を終えるまで、買い推奨は控える。

EOS/USD

EOSは過去10日間、4.50ドルを越えて推移したが、20日間EMA(青色)を突破することはできなかった。

EOS/USD

20日間EMA(青色)と5.65ドルのゾーンでが手強いレジスタンスになるかもしれない。その後は、50日間SMA(赤色)が待ち構えている。

EOS/USDに関して我々は、50日間SMAを越えて(世界標準時間UTCで)取引を終了すれば、強気になる。現段階では、もし5.65ドルを突破したら小さなポジションを持ち始めてもいいかもしれない。それまでは静観することを勧める。

XLM/USD

ステラは、レンジの底付近で取引し続けている。以前に見た2つの例では、レンジ相場後には上昇相場が訪れた。

XLM/USD

現在のレンジ相場を上抜ければ、下降トレンド線まで上昇する可能性が出てくる。XLM/USDがレンジ相場にいる時間が長ければ長いほど、上昇圧力が大きくなる。

よって我々は、レンジ相場を突破した水準で4時間持ちこたえられたら、0.25ドルで買いポジションを始めることを勧める。ストップロスは0.18ドルにおけば良いだろうが、下降トレンド線に近くに従って、より高い位置に置いても良い。普段の50%しか資金を使わないように提案する。もし下降トレンド線を越えて2、3日間取引できれば、さらなる資金投下をしても良いだろう。

もし0.184ドルを下回れば、我々の強気な見方は無効になる。

LTC/USD

ライトコインは、過去16日間レンジ相場が続いている。7日に74–94ドルのレンジ相場を下抜けしたとき、 底値形成に失敗していた。

LTC/USD

二つの移動平均線が下降傾向にあり、弱気派が恩恵を受ける相場になっている。上昇局面においては62.319ドル、50日間SMA(赤色)、下降トレンド線で手強いレジスタンスに直面する。

LTC/USDは、下降トレンド線を突破して初めて強気相場を示すサインを発する事になる。それまでは買い推奨を控える。

ADA/USD

カルダノは、0.083192–0.111843ドルのレンジ相場が続いている。まだ20日間EMA(青色)を下回っているため、買い手から注目を集めていないようだ。

ADA/USD

上昇局面におけるレジスタンスは、20日間EMA(青色)と50日間SMA(赤色)の間に現れるだろう。

よってADA/USD が3日間、0.13ドルを上回って推移できれば、強気相場の始まりだと考える。それまでは静観することを進める。

XMR/USD

モネロは、81ドルにある力強いサポート水準から反発を試みている。20日間EMA(青色)、50日間SMA(赤色)と下降トレンド線が手強いレジスタンスとなりそうだ。

XMR/USD

XMR/USD は、2018年の長期下降トレンドラインを突破していない。よって、これを突破したら、トレンドに変化が起きたと考える。我々は、下降トレンド線を上回って価格を維持できれば、買い推奨をするかもしれない。

IOTA/USD

過去10日間、狭いレンジ相場が続いた後、IOTAは20日間EMA(青色)を突破しようとしている。もし成功すれば、0.6872ドル、そして50日間SMA(赤色)まで上昇するはずだ。

IOTA/USD

過去2、3時間、レンジと20日間EMAとの間で推移している。トレーダーは、 IOTA/USDを現在の水準で買っても良いだろう。ストップロスは0.46ドルに置くべきだ。

一方、もし0.46ドルを下回れば、0.4037まで下がる可能性がある。