6月4日 仮想通貨チャート分析:ビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、EOS、ライトコイン、カルダノ、ステラ、IOTA

ここに示した見方や意見は著者単独のものであり、コインテレグラフの考えを必ずしも反映するものではありません。リスクを含むトレードや投資の際には、自身で調査を行ったうえで判断するようお願いします。市場データはHitBTCから提供されています。

 ほとんどの大企業は、ブロックチェーン技術の可能性を認識し、導入する方向に向かっている。米国でも新たな動きが起こっている。ニューヨーク州は、デジタル通貨がNYの金融市場に与える影響を研究するタスクフォースを設置する予定だ。

  ノルウェーやスイスなど、いくつかの国では、独自のデジタル通貨を発行するというアイデアを模索している。エストニアは政府発行の仮想通貨「エストコイン」を立ち上げる計画を持っていたが、欧州中央銀行からの反対に遭い、その計画を棚上げせざるを得なくなった

 米国発での仮想通貨ベースの上場投資信託(ETF)はまだ実現していないが、世界第3位の仮想通貨取引所であるフォビはマーケット指数に基づいたETFの取り扱いを始めた。また世界最大の取引所であるバイナンスも、仮想通貨関連のスタートアップに投資するための10億ドル規模のファンドを立ち上げた。

 世界中で仮想通貨を採用する大きな流れが出てきている。これは仮想通貨の相場にも大きな影響を与えるとみられる。私たちは、現在の仮想通貨市場の落ち込みを利用してポジションを確立したいと考えているが、投資する好機を見極めなければならない。

 適切な買い場を見つけることができるだろうか。チャートを見てみよう。

BTC/USD

 ビットコインは20日EMA近くまでラリーしたが、そこを突破することができなかった。もしBTCが現在のレベルで留まるならば、BTCは7300ドルに下落し、7100ドルも伺う展開になる可能性がある。

BTC/USD

 20日EMAは下降トレンドでのレジスタンスとして作用し、上昇トレンドではサポートとして機能する。したがって、BTC/USDが20日EMAを突破するまで、ネガティブなままであり、ラリーが起こっても売り圧力の影響を受けやすいだろう。

 トレーダーはロングポジションを取るために、7000ドル以下への反落、または20日EMAを上抜けるのを待つべきだろう。現在のレベルでは、買い場を見つけることはできない。従ってトレーダーは相場を静観した方がいいだろう。

ETH/USD

 イーサリアムは下降チャンネル内で取引が行われている。ETHが現在の流れを脱することができれば、トレンドは変化するだろう。

 5月28日時点のチャンネルのサポートラインから、ETHは6月3日のチャンネルのレジスタンスラインまでラリーした。しかし強気筋はチャンネルを突破することができず、4日には価格は下落に転じた。

ETH/USD

 もし次の下落が5月28日の日中の安値を下回らなければ、それはポジティブなサインだ。取れ0だーはロングポジションを取る前に、ETH/USDが下降チャンネルを突破し、(UTC時間で)終値を付けるまで待った方がいいだろう。

 逆に、ETHが492.5ドルを下回った場合、チャンネルのサポートラインである464ドル付近まで下落する可能性がある。現状では、買い場を見つけることができない。

XRP/USD

 リップルは重要なサポートである0.56270ドルまで反騰し、20日EMAを上回ったが、50日SMAを突破することはできなかった。XRPは下降トライアングルの中で取引が行われており、これは弱気のサインだ。0.54ドルを下回れば、0.45ドルまで下落する恐れもある。

XRP/USD

 強気の最初のサインは、XRP/USDが0.83ドルのレベルを突破した時だ。2つの移動平均はフラットな形となっており、これはトレンドを持った動きというよりも、レンジ内での上下となることを示している。

 今後数日間、相場の状況を見た上で、トレードの提案をしたいと思う。

BCH/USD

 ビットコインキャッシュは狭いレンジ内で取引されるだろうと予測していたが、私たちは間違っていたようだ。過去2日間、BCHはラリーが行われ、50日SMAに接近している。

BCH/USD

 BCH/USDは1200ドルをちょうど上回ったところから下落に転じている。20日EMAと、1000ドルのレベルがサポートとなるだろう。

 もしどちらのサポートも保つことができれば、強気筋は再び50日SMAを突破しようと試み、1400ドルまでのラリーを行おうとするだろう。

 BCHが何らかのサポートを見つけるまで、トレードの提案を控えるたいと思う。

EOS/USD

 EOSIO 1.0のローンチを受け、EOSは急伸し、前回の分析で示した最初のターゲットである15.6356ドルまで接近している。しかし、大きなイベントの間は不確実性が高くなることから、ポジションの提案は控えている。

EOS/USD

 EOS/USDはより高いレベルでの利益確保が見えており、12.9870ドルの突破を試みようとするだろう。このレベルの上には、20日EMAも位置している。

 もしこのレベルを維持できれば、強気筋は18.76ドルへのラリーを再び試みるだろう。しかし、もしサポートが破られれば、EOSはレンジ内に戻り、10.3384ドルまで下落する可能性がある。

 トレードを提案する前に、より状況が明確になるのを待った方がいいだろう。

LTC/USD

 ライトコインは、主要なレジスタンスである127ドルのレベルから下落に転じた。下落時のサポートは115.447ドルで、5月30日の日中での安値だ。もしこのレベルを下回れば、107.102ドルまでスライドする可能性がる。

 もし、このレベルを保つことができるならば、強気筋は再び、直上のレジスタンスを突破しようとするだろう。

LTC/USD

 もしLTC/USDが127ドルを突破できれば、下降トライアングルの下降トレンドラインへとラリーすることになるだろう。従って、(UTCで)127ドルを上回って終値を付けた時点でロングポジションを取り、近くにストップロスを設定することを提案する。

 ライトコインは依然として弱気なパターンの中で取引されているため、この取引ではアロケーションの通常の50%以下にすることを勧めたい。強気筋が160ドルを突破できれば、ネガティブなセットアップは無効になるだろう。

ADA/USD

 過去2日間、カルダノは日中の取引で0.23ドルを上回ったが、(UTCで)それを上待った終値を付けることはできなかった。従って、前回の分析で示した買いの提案の条件を満たすことにはならなかった。

ADA/USD

 現在、ADA/USDは下落に転じている。0.17ドルのレベルが強力なサポートとなっている。もしこのレベルを下回れば、レンジのボトムである0.13ドルまでスライドする可能性がある。

 もし強気筋が現在の弱気相場を打ち破り、トレンドを転換させることができれば、0.23ドルの突破はポジティブとなるだろう。50日SMAはマイナー・レジスタンスとなるだろうが、これは超えることができるとみている。

 したがって、前回の分析で示した買いの提案を維持したいと思う。

XLM/USD

 ステラは、6月3日に20日EMAをわずかばかり上回って(UTCで)終値を付けた。これは前回の分析で示した買いの提案のトリガーとなるポイントだ。

XLM/USD

 強気筋は20日EMAよりさらに上に上昇することはできなかった。その結果、4日には移動平均とホライゾン・ラインを下回ることになった。

 20日EMAはフラットとなっており、50日SMAもフラットになりつつある。これにより、短期的にレンジが形成される可能性が高まっている。

 XLM/USDが0.32ドルを超えない場合には、数日間相場を監視して、ポジションをクローズするべきだろう。

 下落に転じた場合、0.242ドルがサポートとなり、その下には0,184ドルがサポートとなる。

IOTA/USD

 IOTAは6月3日に50日SMAを突破したが、そのレベルを維持することができなかった。2ドルをちょうど上回ったところで下落に転じ、現在は20日EMAがサポートとなっている。これを下抜ければ、1.63ドルまで下落する可能性がある。その場合、1.63ドルは強力なサポートとなるだろう。

IOTA/USD

 もし強気筋が1.63ドルのレベルを数日間、保つことができれば、トレーダーは1.3ドル以下をストップロスに設定した買いを考慮することもできるだろう。

 もしIOTA/USDが1.63ドルを下回れば、ロングポジションは避けるべきだ。1.63ドルを下回れば、次のサポートは1.33ドルとなり、さらにその下はレンジのボトムである0.9150ドルとなる。

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