ビットコインのドミナンスが、アルトコイン投資家にとって重要なシグナルを示している。12月にはアルトコインが上昇し、1月20日までにさらなる投資を引き寄せる可能性がある。

ビットコイン(BTC)のドミナンスは、仮想通貨市場全体に対するビットコインの割合を測定するものであるが、2年間のサポートラインを下回り、56.1%まで低下した。これにより、市場が「公式にアルトシーズンに突入した」とアナリストのミキブルクリプト氏が11月30日にXに投稿した

仮想通貨の世界で「アルトシーズン」とは、BTC以外の仮想通貨が一斉に上昇する時期を指し、ビットコインのドミナンスが低下することがそのシグナルと考えられている。ビットコインのドミナンスが低下することは、投資家がBTCポジションから利益を得て、その資金の一部をアルトコインに投資していることを示唆するためだ。

Crypto market flow. Source: Rekt Capital

仮想通貨投資家の関心はすでにイーサリアム(ETH)などの資産に広がっている。11月5日にドナルド・トランプ氏が2024年の大統領選挙で勝利して以来、レバレッジ型イーサリアム上場投資信託(ETF)への需要は160%以上増加し、アナリストたちはETHが4000ドルを超えるラリーを予想している。

XRP価格は12月に2.57ドル:アナリストが予想

時価総額第6位の仮想通貨であるXRPは、ビットコインのドミナンス低下から恩恵を受ける可能性がある。

ビットゲット・リサーチのチーフアナリスト、ライアン・リー氏によると、現在の市場構造に基づくと、XRPの価格は2024年末までに2.57ドルまで上昇する可能性があるという。

「2024年12月中にXRPが約2.57ドルに達することが予想される。特に、XRPの価格動向はビットコインの半減期イベントに影響を受ける可能性がある。歴史的に、XRPはビットコインの半減期から約228日後に大きな成長を示している」と、リー氏はコインテレグラフに語った。

さらに、XRP ETFの可能性に関する進展が価格上昇の大きな触媒になるだろうとリー氏は付け加えた。

資産運用会社21シェアーズは、11月1日に米証券取引委員会(SEC)にXRP ETFを申請した。同社はXRP ETFを申請した3番目の企業となった。

ゲンスラー委員長退任もアルトコインに追い風

XRPなどのアルトコインは、2025年のイベントからも恩恵を受ける可能性がある。

その1つは1月20日に訪れる予定だ。米証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長が退任する予定であり、これがより多くの仮想通貨ベースのETFの受け入れや仮想通貨に有利な規制につながると期待されている。

トランプ氏の大統領就任式も1月20日に予定されており、投資家のリスク志向を高めると予想されている。アナリストの中には、トランプ氏の就任式に向けてETHが4000ドルを超える予測する者もいる

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