世界有数の大手銀行であるバークレイズが、ステーブルコイン関連企業に初めての投資を行った。
英国に本拠を置くバークレイズは水曜日、規制下の発行体と銀行・フィンテック企業を結び付けることを目的とする米国のステーブルコイン清算プラットフォームであるUbyxに出資したと発表した。投資額は公表されていない。
バークレイズでデジタル資産および戦略投資部門を統括するライアン・ヘイワード氏は、「トークン、ブロックチェーン、ウォレットの環境が進化する中で、規制された金融機関が円滑に相互接続できるよう、専門的な技術が接続性とインフラを提供する上で重要な役割を果たす」と述べた。
今回の投資は、2025年6月に実施されたUbyxの1000万ドルのシード資金調達に続く動きとなる。同ラウンドには、マイケル・ノボグラッツ氏が率いるギャラクシーデジタルのベンチャー部門や、米国の仮想通貨取引所コインベースなどが参加していた。
Ubyxとは?
Ubyxは2025年3月、20年以上にわたりシティで決済や資金管理を担当してきた決済分野のベテラン、トニー・マクラフリン氏によって設立された。
マクラフリン氏はリンクトインで自身を「トークン化マネー・マキシマリスト」と称し、トークン化された金融サービスの役割拡大を強調している。
同氏は「当社の使命は、トークン化預金や規制されたステーブルコインを含むデジタルマネーのための、共通かつグローバルな受け入れネットワークを構築することだ」と述べた。

さらに「すべての規制対象企業が、従来の銀行口座に加えてデジタルウォレットを提供する世界に入ろうとしている」とも語っている。
2025年のシード資金調達を発表した際、Ubyxは、自社プラットフォームがリップル、パクソス、オールユニティ、ユーロダラーといった主要企業が発行するステーブルコインの幅広い普及を可能にする設計だと説明していた。
ステーブルコイン分野で初の投資
ロイターによると、今回のUbyxへの出資は、バークレイズがステーブルコイン関連企業の株式を取得した初の事例となる。
バークレイズは「この投資は、ステーブルコインのような新たな形態のデジタルマネーに基づく機会を模索するという当行の方針に沿うものだ」とコメントしたが、投資額の詳細は明らかにしていない。
今回の動きは、仮想通貨のリスクを強調し、一部の関連取引を制限してきた過去の姿勢からの転換としても注目される。バークレイズは2025年6月、仮想通貨の価格変動の大きさを理由に、バークレイカードのクレジットカードによる仮想通貨購入をブロックすると発表していた。
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