仮想通貨取引所ビットメックスのマネーロンダリングに関する事件の判決が下された。ニューヨークの連邦地方裁判所は、ビットメックスの創設者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏に2年間の保護観察と6ヶ月間の自宅待機を言い渡した

アーサー・ヘイズ氏は、他のビットメックス共同設立者であるベンジャミン・デロ氏やサミュエル・リード氏、グレゴリー・ドワイヤー氏と共に、2月24日に銀行秘密法(BSA)違反の罪を認め、「ビットメックスにおけるアンチ・マネーロンダリング (AML) プログラムの確立、実施、維持を故意に行っていなかったこと」を認めた。

マネーロンダリング支援の罪を認めると、最高で5年の実刑判決が下される犯罪だ。しかし、ヘイズ氏とデロ氏は3月の公判期日を前に有罪を認め、それぞれ1000万ドルの罰金支払いにも同意していた。

ヘイズ氏は2020年10月に米政府から起訴され、昨年4月7日にハワイで米当局に出頭していた。その後ヘイズは1000万ドルの保釈金を支払い、保釈されていた。