ビットメックス元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、米司法省によって3人の幹部とともに起訴されてから6ヶ月後、ハワイの当局に出頭した。

ヘイズ氏の弁護士は声明の中で、ヘイズ氏のことを「彼が犯していない犯罪で誤って告発された起業家」と説明し、次のように説明した

「ヘイズ氏は自発的に法廷に出廷し、これらの不当な告発と戦うつもりである」

ヘイズ氏は、ニューヨークで行われる今後の手続きを待つ間、1000万ドルの保釈金を支払った後に保釈された。

ヘイズ氏の弁護士は先月にハワイでの出頭を提案した。1000万ドルの保釈金による保釈手続き、シンガポールと米国との間の移動におけるパスポート保持などの条件が議論されていた。

ヘイズ氏の出頭は昨年10月に起訴された後、弁護士と米当局との間で協議が行われていたという。

米政府は、ヘイズ氏やビットメックスの共同経緯者であるベン・デロ氏やグレゴリー・ドワイヤー氏、およびビットメックスCTOのサミュエル・リード氏の4人を、適切なマネーロンダリング対策を維持せず、米国の居住者が取引所にアクセスできるようにしたことで銀行秘密法に違反したとして告発した。

リード氏は昨年10月に逮捕され、デロ氏は今年3月にニューヨークの当局に出頭して無罪を主張。ドワイヤー氏は依然として逃亡中だ。彼が現在居住しているバミューダから引き渡されるための手続きが行われているとも報じられている。