米ブロックチェーン企業アルゴランドの投資部門アルゴキャピタルのCTOだったパブロ・ヤボ氏の携帯電話がハッキングされ、数百万ドル相当の仮想通貨がを流出した件をめぐり、ヤボ氏は「全責任をとる」との声明を出した。流出した資金の大部分はヤボ氏個人が負担するという。
今回のハッキングをめぐっては、ヤボ氏のホットウォレットからテザー(USDT)とアルゴランド(ALGO)トークン合わせて約100〜200万ドル分が流出した。
ヤボ氏は声明で、以下のように述べている。
「この事件により、エコシステムの状況、多様な方法で資金のセキュリティを確保し、運用する難しさについて考えさせられることになった。即座に利用可能できる状態にしたい法人にとって、資金のセキュリティ確保は依然として非常に複雑な問題だ。このインターフェースの問題が解決しない限り、企業がこの技術をグローバルに採用することは起こりえない」
またハッカーらの行動は極めて敏速だったとも指摘している。ものの数分以内にセンシティブなファイルにアクセスし、仮想通貨を複数の口座に移動させ、さまざまな取引所へ分散させたという。
ヤボ氏は全責任を取るとし、失った資金のほとんどを個人で補填するという。不足分はアルゴ・キャピタル・ゼネラル・パートナーズがカバーすると述べた。
ヤボ氏はCTOを辞任。アルゴランドのエコシステムの技術開発専門チームである「ランド・ラブズ」でセキュリティフレームワーク開発に専念するとしている。
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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版