Seed Phrase ニュース

仮想通貨コミュニティからの批判にもかかわらず、ハードウェアウォレットメーカーのレジャー（Ledger）は、クラウドベースの秘密鍵復元ソリューション「レジャー・リカバー（Ledger Recover）」の提供を開始した。

警察とサイバー当局の協力により、90ETH（イーサ）相当のハッキング被害に遭った被害者は、攻撃者のテザー（USDT）アドレスをブラックリストに登録することに成功した。その結果、被害者は大部分の資金を取り戻すことが可能となるかもしれない。

ゴーティエ氏によれば、物議を醸したレジャー・リカバーの目的は、次の1億人のユーザーを仮想通貨の世界に参加させることだ。しかし、これを達成するためには「安全なセルフカストディへのアクセスをもっと容易にするべきだ」と彼は信じている。

競合他社を擁護するCEOは直感的には考えられないかもしれない。特にその競合他社が数年前に我々が先駆けとなった機能と似たものを展開しているときだ。しかし、レッジャー（Ledger）の新機能「レッジャー・リカバー」を巡る騒動を受け、バランスの取れた視点を提供する時がきたと思う。

仮想通貨ハードウェアウォレットプロバイダーのレジャーは5月18日、ファームウェアの動作について明らかにした。

単語のランダムな組み合わせであるシードフレーズは、ユーザーが保有する仮想通貨への不正アクセスに対するセキュリティの1つとして機能する。

ブロックチェーンセキュリティ企業であるペックシールドは25日、Web3ライフスタイルアプリ「STEPN」のフィッシングサイトが多数存在することを指摘した。ペックシールドによると、ハッカーは偽造されたMetaMaskブラウザプラグインを挿入し、STEPNユーザーからシードフレーズを盗むという。

仮想通貨ウォレットのメタマスクは、アップルのiCloud向けユーザーにフィッシング攻撃が行われていることを警告した。