米政府閉鎖の終結に向けた合意を受け、仮想通貨市場ではXRPファンドの上場をめぐる期待が高まっている。

複数の報道によると、米上院は日曜日、予算法案に関する合意に達し、政府閉鎖を終わらせる見通しとなった。これを受け、市場全体に強気のシグナルが広がっている。

XRP(XRP)コミュニティでは、複数のXRP上場投資信託(ETF)が近く発行されるとの観測が出ており、すでにいくつかのファンドが米国の預託・清算機関であるDTCC(Depository Trust and Clearing Corporation)のウェブサイトに「事前上場」として掲載された。

仮想通貨データサイトCoinGeckoによると、XRPは過去24時間で12%超上昇し、記事執筆時点では2.56ドルで取引されている。

DTCCに掲載された11本のXRP ETF

月曜日時点で、DTCCのサイトには21シェアーズ、プロシェアーズ、ビットワイズ、カナリー・キャピタル、ボラティリティ・シェアーズ、REX-オスプレイ、コインシェアーズ、アンプリファイ、フランクリン・テンプルトンなどによる11本のXRP ETFが「稼働中または事前上場」としてリストされていた。

DTCCへの掲載はETFの正式上場や規制当局の承認を意味するものではないが、米市場での取引準備が整っていることを示唆する。

The list of XRP products listed on the DTCC as of Monday. Source: DTCC

一方、グレースケールのXRPトラスト(GXRP)はまだDTCCのリストに掲載されておらず、ウィズダムツリーのXRPファンドも現時点では確認されていない。

ETF専門家のネイト・ジェラシ氏は日曜日のX投稿で「政府閉鎖の終結=現物型仮想通貨ETFの“水門”が開く」と述べ、続けて「当面は、今週にも1933年証券法(’33 Act)に基づく現物型XRP ETFの初上場があり得る」と記した。

ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏も日曜日にXへ投稿し、「閉鎖は終わった」と強調、米株先物の上昇を指摘した。

同氏はまた、「米証券取引委員会(SEC)は過去5年間にわたりリップル社と訴訟を抱えていたが、3カ月前に終結した。現物型XRP ETFの登場は、反仮想通貨的な旧規制当局時代に終止符を打つものだ」と述べた。

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Source: Nate Geraci

カナリー・キャピタルも先週金曜日の投稿で「XRP ETFはまもなく登場する」と示唆し、今週中のローンチの可能性を示した。

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