重要ポイント:
XRPは、2.34ドルを上抜けると強気パターンが完成し、価格は新高値に向けて動き出す可能性がある。
米上院銀行委員会は水曜日、「ウォール街からWeb3へ──明日のデジタル資産市場の構築」と題した公聴会を開催する予定で、リップルのCEOブラッド・ガーリングハウス氏も出席者の一人に名を連ねている。
ワシントンD.C.での政策議論におけるリップルの関与が強まることで、XRP(XRP)の価格上昇につながるのだろうか。チャートを分析してみよう。
XRP価格予測
XRPは2.34ドルの上値抵抗線を上抜けており、買い手が主導権を握ろうとしている兆しが見える。
20日指数移動平均線(EMA、2.23ドル)は徐々に上向きに転じており、相対力指数(RSI)もプラス圏に入っていることから、最も可能性の高い動きは上昇方向だとみられる。買い手が2.34ドル以上で価格を維持できれば、XRP/USDTは2.48ドル、さらには2.65ドルまで上昇する可能性がある。2.65ドルでは売り圧力が強まることが予想される。
短期的には移動平均線が重要なサポートラインとなる。価格が急落して移動平均線を下抜けた場合、2.34ドルの突破は「強気の罠」であった可能性があり、価格は2ドルまで下落するリスクがある。
4時間足チャートでの2.34ドル突破により、強気の逆三尊パターンが完成した。このまま上昇すれば、XRPは2.48ドルまで上昇する可能性があり、そこでは売り手による強い抵抗が予想される。この水準を突破できれば、パターンの上昇目標である2.76ドルへの到達も視野に入る。
ただし、この強気シナリオは、価格が急落して50日単純移動平均線(SMA)を下回った場合、無効となる。これは2.34ドルの突破が市場に否定されたことを意味し、ペアは2.15ドルまで急落する可能性がある。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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