ドイツのオラフ・ショルツ財務相は3日、ドイツの地元金融メディアにフェイスブックの仮想通貨リブラについて聞かれ、「とても、とても懐疑的だ」と反対の姿勢を強く示した。

ショルツ財相はインタビューの中で、ユーロのデジタル化(eユーロ)について聞かれ、「このような決済システムは、欧州の金融センターと世界金融システムとの統合にとって役立つ」と述べた。

一方で、リブラについては依然反対の姿勢を示している。

「国家主権の核となるのは通貨の発行だ。これ(発行)を民間企業に任せることはできない」

リブラの規制については今月17日から開かれるG20財務相・中央銀行総裁会議でも議論される予定だ。

【関連記事:G20財務相会議で仮想通貨リブラの規制呼びかけへ

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版